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過剰間隙水圧消散による変形
過剰間隙水圧消散による変形は、以下のように求めます。
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過剰間隙水圧消散による変形は、一次元圧縮とし、せん断ひずみを生じさせなく、所定の体積ひずみεvolを生じさせるために、以下の弾性係数を用いる。
①せん断剛性Gdは、地震後低下した割線せん断剛性と採用する
②体積剛性率Kおよびポアソン比は次式の通りである。
図1.3 有効応力と体積ひずみとの関係の模式図
2
まず、図1.4に示す龍岡ら、および石原らの実験結果に基づく関係を用いて、締固め度DCと地震後振幅ひずみDAから過剰間隙水圧消散による体積ひずみεvolを算定します。
3
次に、初期(地震前)の自重解析時の応力を生じさせる等価節点応力を求めて、平面ひずみ条件で、その外力として使用されることによって過剰間隙水圧消散に伴う沈下量を求めます。
図1.4 龍岡ら・石原らの実験結果に基づく過剰間隙水圧消散による体積ひずみとDAの関係
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